行って来ました、家族旅行。
相棒が仕事で行けないとのことなので、自分の親と3人で行って来ました。
まあ、今回の釣りでは考えさせられることもあったりしたんですが、先に楽しい釣行写真から公開していきます~
■2007/01/30 犬走島堤防
いきなりアナハゼさんのお出迎えです。
というか、母がサビキで釣りました。
ちなみにここははじめての場所で、本を見て気になったので初チャレンジでした。
浮きフカセで釣れたアジです。
やっぱりアジの引きは力強くていいですよね~
フカセでメバル。
仕掛けが底まで行っていたということでしょうか。
タナをいろいろ探っていたらタカッパが釣れました。
親は知らないから持ち帰りをと言っていましたが、美味しいという言葉は聞いた事が無い(磯臭くて食べられないらしい)のでお帰り頂きました。
30cmぐらいかな~
いい引きはしたんですけどね、あんたかい(怒
投げでカワハギが釣れたんですが写真に納めるの忘れてました。
そしてなんとここであの「ウミケムシ」が釣れたとのことでした(ガクガクブルブル)
サビキでイワシ、釣れなかったです。
ここで事件っぽいのがあったんですが、それはチラシの裏に。
■2007/01/30 福浦港
イワシ確定を狙ったんですが釣れなかったです。
メジナも密かに狙ったんですけどね。。。orz
相変わらずネコちゃんは可愛かったです。
父が投げで釣ったカワハギ。
合計2匹釣れましたが20cmクラスで良い型でした。
結局イワシもメジナも釣れず。
かろうじてアナハゼをフカセで釣った程度です。
そうそう、投げは他にキスが結構釣れてました。
■ホテル「伊東園はな岬」
オーシャンビューの和室です。
なかなかいい眺めでしょ?
ここでは朝夕バイキングなのですが、メニューはというと意外と・・・
まあでも、値段に負けないぜ!(マテマテ
部屋にあった和菓子が美味しかったです(笑
■2007/01/31 大瀬漁港
様子を見たのですが風が強くって。
帰りも見たんですが誰も釣りしてませんでした。
外側は結構いい磯があるんですがいかんせん浅い。
夜ならメジナ釣れるかも知れないけど昼間はダメですね~
でもいい景色、いい沖磯(笑
あの沖磯もメジナのポイントなのかな・・・
■2007/01/31 石廊崎漁港
証拠写真(笑
釣り場ポイントとして本にあったんですが、釣り座を取れそうなところはありませんでした。
というか、ルアーならいいけど餌釣りには向いていない感じ。
でも、足元でコッパメジナの姿が見えたり、30cmぐらいのメジナらしき魚影が1匹だけ確認できたりと、釣る場所があればなぁという感じでした。
■2007/01/31 本瀬港
右側の角で浮きフカセ、左側角でイワシでした。
なかなかいい感じのところではあるんだけどね~
この辺はメジナ狙いは沖磯に渡っちゃうんでしょうね~
なかなか釣れませんでした。
やっとフカセで釣れたカサゴさん。
思わず「やっと釣れた~」と叫んでしまいました(笑
それだけ渋かった、ということです。
やっと母がサビキで釣り上げたウルメイワシ。
いや~、渋かった。
下田まで行ってこの釣果かよ~と思っちゃうけど、まあしょうがないです。
投げにサビキにフカセが出来るポイント?だから(笑
まあ、家族旅行ということで楽しかったので良しとします。
さてチラシの裏。
読みたい人だけ読んでくださいな。
あんまり気分イイものじゃないので、そういうの嫌な人は読まなくていいです。
犬走島堤防での出来事なんですが、割り込みジジイの話です。
まあ、私は釣りに集中していて最初のことの成り行きは分からないのですが、なんか気づけば父とジジイが口論になっているじゃありませんか(爆
メジナも釣れずに内心イライラしてはいたのですが、冷静に内容を聞いているとジジイが釣りルールを無視していて騒いでいる気配。
しかも父1:ジジイ夫婦2という形で口論していて、しかも喧嘩っ早い父を知っている娘としては、なんとかその状況を収拾しなくちゃならんのかな~ということで参戦(というか仲裁)しにいきました。
[ 状況 ]
父が投げ、母がサビキしている間に(堤防の幅が10mぐらい)、ジジイ達が「(間に)」入れてください」と言って入ってきたのが始まりだと思います。
私は90度違う角度を向いて釣りをしていて、父達に背を向ける形で釣りをしていたのですが、そのジジイの掛け声は聞こえていました。
そこから先の成り行きが私には分からないのですが、なんでもジジイが「場所を独り占めするな」とか言い出したらしいのです。
そこから口論に展開していったのですが、なんだかなかなか収まらないどころか酷くなっていく様子。
父も「ジジイ」とか言い出しているし、父、実はかなり喧嘩っ早いので内心「もっと冷静に話し合えばいいのに」とか思ってしばらく背中でその内容を聞いていました。
でもこのままじゃ私も釣りに集中できないし、母はこんなときはだんまりだし、そこで口論をやめてもらうために仲裁に入ったんですが・・・
こういうときの私って実に性格が悪いのですが(爆)、まずは相手の釣りレベルを探るために「釣り場では先に入っている人が優先ですよ」と切り出しました。
まあ、途中から話を聞いたのと、状況を考えればジジイたちにちょっと問題がありなので、こちらはマナーを促す意味で言ったんですが、まあなんつーのか釣り初心者レベル以前の問題でした。
「優先なんて関係ない、譲り合いが大事だろう」
とか言い出したんです。
私はこの時点で「あ、釣りマナー通じないな」と判断したので、ならばそういう人向けに話を進めていこうと思ったわけです。
第一譲り合いとか言っている時点でアウトです。
あちこちの釣りサイト、釣りHOW TO本に必ず書いてあるのですが、釣りは「先に釣っている人」が優先です。
何故優先かというと、釣り場は海釣り施設以外は誰も管理していません。
管理していないということは無法地帯、でも釣り人はその無法地帯でも楽しく迷惑を掛けずに釣りをする、そのためにはある程度の基準ってのが必要です。
その基準のひとつが「先に釣っている人が優先」なんです。
限りある商品を買うのも公園で場所をとって遊ぶも早い者勝ちは通常です。
何故それがマナー化しているかといえば、釣りマニアが勝手な基準で決めたのではなく、世間では管理されていないものに関しては早い者勝ちを優先することによってトラブルが少ない、と判断されるケースが多く、それにしたがって釣りも「先に入っている人優先」となっているんです。
現時点の世間でそれが常識とされていて、たとえ釣りが初めての人でも世間常識で判断できるだろうということでそうなっているんだと思っています。
譲り合いは大事だと思いますが、それはマナーをきちんと守ることが前提であり、マナー無視に譲り合いの精神なんて不要だと思います。
礼があるものに対して義はすべきだと思いますが、礼がないものに義をする理由が頭の悪い私には分かりませんし、二字熟語として成立しませんもの。
話は戻りますが、釣りの基本中の基本を知らない人に釣りマナーを基準に話をしても時間の無駄です。
ジジイの奥さんが「(先に入っている人が優先なんて)おかしい」とか言っていますが無視です。
私は最初、偏光グラスをしたまま参戦したのですが、ジジイが女だと思っていきがってきたのと、これから話し合いをするのにサングラスを掛けたままじゃ失礼だと思い(この時点までメガネを取るのを忘れていたんだけど)偏光グラスをはずしました。
そして、真面目に話をするときは相手の目を「じっ」っと見つめて話すのが大事なのでジジイの目を「じっ」と見て話をしました。
これは心理的作戦ではあるんですけどね。
そしたらジジイ、急に態度を変えてきまして。
そこでこちらは下手に、でも謙虚さなどは取り除いて、釣り方によって必要なスペースが違うんだ、今日は潮がとても早く、足元と違って沖目を攻める投げなどはその影響を大きく受けるから、一見スペースを独り占めしているようでも違うんだ、ということを説明してあげました。
またジジイは「独り占め」と言っているけど、実際にはその釣り座には父、母、私(90度向きが違うけど)の3人が既に入っていて、竿が多すぎるというジジイの主張に対しても、3人でやっていて一人2本の割合と考えればそう多い数ではない(釣り施設の一人に対して竿を出せる数がトどこも通常は2本までというデータがあるので)、と全部理論で埋めてあげましたw
そしてその理論を踏まえて「釣り方で適当な距離を取ると言うことはお互いに気持ちよく釣りをするのに必要なんだ(だから独り占めじゃないんだよ)」とうことも付け加えておきました。
その間に父も横からいろいろ文句言っているみたいですが、それも取りあえず無視です。
で、私がマナーとか礼儀とか無視した理論でお話して差し上げましたらジジイ、なんか納得(?)したみたいで
「うん、わかった!それで良し!」
とかもうそれ以上文句は言ってこなくなってきました。
一応これで解決したんですけどねー。
念のため、父になんでこんな状況になったのか聞いてみたら「独り占めするなと文句言われた」と言っていて、ジジイは収まったのに父がジジイに文句タラタラだったんですけどね。
まあ、ジジイが収まってたからジジイも父の文句は無視してたのでその後は何も起きなかったんですけどね。
そのことを帰宅後相棒に話したら、投げはいろんなポイントを探るからスペースが必要なんだよねとか、もちろん先に釣っている人優先ってのは当たり前に言っていて、さらに
<center>
「だから誰(初心者)でも
入れる釣り場には
行きたくないんだよね」</center>
と、最もなことを言っていました(笑
私もそうは思うけど、皆最初は初心者だし、ある程度は生暖かい目で見守ってあげなくちゃなぁとは思っていますが。
そう思われないためにもマナーってのは必要だし、初心者だってマナーを守っていれば、謙虚にしていればベテランだって邪険にはしないと思いますし、邪険には出来ないでしょ。
マナーもきちんとしているのに文句を言うベテランがいたら、それは反撃できますしね「あんただって生まれたときからベテランだった訳じゃないだろう」ってw←この辺性格悪いんだよな、自分
釣りなんて所詮遊びです。
遊びは楽しくなくちゃいけません。
楽しくするためにはそれなりの心がけが必要なことは、子供の時に既に学んでいるはずですが。
公園で先に鬼ごっこしているのに、後から来たのが中当てするから鬼ごっこやめてくれる?なんて言ったら喧嘩になるに決まっています。
「俺等に譲ってもいいんじゃない?」なんて言ったら「なんで?俺等が遊び終わるまで待ってろよ」って言われるのは子供でも分かると思います(笑
まあ、理屈だけじゃないよねこういうのって。
そんなことがあって精神的に結構疲れた釣りでした(汗
もう1個、これほどではないのがあるんだけど、読む人は読んでどぞー
本瀬港での出来事です。
今回はウチラが後に入ったので、後に入ったなりにマナーを守ったつもりです。
先にサビキをやっているジジイ夫婦が居たんです。
母が先にサビキを始めて、アミコマセを撒いていたんですが、水で溶かしてやって欲しいと言われて(身のままだとイワシがおなかいっぱいになって釣れなくなるんだって)、注意にきちんとしたがって水で溶かして撒いてやっていました。
私は浮きフカセの準備中でその言葉を聞いたので、サビキに影響が無いようにサビキポイントから距離を取り、さらに手前を狙いたかったけどコマセでイワシおなかいっぱいにさせたら申し訳ないので15mぐらい遠投してやっていました(さらにコマセに入れるオキアミは砕かないで大きい原型のままにしましたYO)。
サビキ軍団から浮きフカセコマセ投入距離は50mぐらい離れていたので影響はほとんどない形かと思います。
後で釣れたウルメイワシの胃袋を確認したらアミエビしか入っていなかったし。
この時父は相変わらずの投げだったので、サビキには全く影響がない、そして距離もきちんと取っていたので、トラブルというトラブルはないのですが・・・
そのジジイ夫婦がうるさいんです(爆
大きな声で、嫌味なのでしょうね「アミエビは水で溶かないとイワシがおなかいっぱいになって釣れなくなる」とか「(多分母親がサビキにアミエビを付け餌でつけている最中だと思うのですが)あー、餌つけている間にイワシ居なくなっちゃうわよ~」とか、遠くでフカセをしている私に聞こえるぐらい大きな声でずっとしゃべっていました。
きっと、年と取ると耳が遠くなって、普通の声じゃ聞こえないんでしょうねぇ。
とにかくなんかその夫婦の声だけが聞こえてきて賑やかでした。
ちなみに、サビキ軍団は他に数名いて、軍団内でジジイ夫婦は他の人に薀蓄たれまくっていました(それがまた大声)。
その話の内容を遠くで聞いていた(つーか聞きたくなくても耳に入ってくるので)のですが、なんつーのかな、なんでそう聞いて不愉快になるようなことしか言えないのか(笑)と思います。
なんか他の釣れない人を馬鹿にしたような感じ。
常連で釣り方を知っているから、飛び入りでしかも地元じゃない人間が釣りに来るのが嫌なんだなというのは分かるんだけど、なんだかなーって感じでした。
相変わらず私は第三者的な立場なんで耳で聞こえてくる範囲でしか判断できないんだけど、そういうのを聞くと「だから常連って嫌いなんだよな」って思っちゃいます。
私もよく会話はする方なので良いんですけど、皆で楽しんでいるのになんで気分を害する相手をバカにするようなことしか言えないのか、とか思います。
よく友達同士で釣りに来ていて、そしてたわいも無いけど楽しそうに会話をしている状況は嫌いじゃないんです、むしろこっちも心がほっこりしてきて好きなんですが、マイナスイメージのは勘弁って感じかな。
というか、常連でよく知っているのは分かるんだけど「長年生きているのにこんなに心がすさんでいるのは嫌だな~」とか思います。
つまり、会話って結構他人に聞かれているってことなんですよね、自分の時も含めて。
ちなみに、そのジジイ夫婦が居なくなったらとても静かになりました(笑
なんか静かになったな~と思ったら父が「あの爺さん達帰ったよ」と教えてくれたので納得(爆
おかげさまで手前を狙えるようになりました(爆
つーことで、人の振り見て我が振り直せ、釣りは気持ちよくしたいよな~、そのためにはやっぱり気遣いとか配慮とかって必要なんだよな~とか思いました。
釣りについて、考えさせられる下田釣り旅行でした。